家庭でできるやさしいステップ
自閉症のお子さんを育てていると、
「なかなか言葉が出ない」
「どう声をかけたらいいの?」
と悩むことがあります。
言葉の発達には個人差があるため、
焦らず“できること”から始めることが大切です。
① 言葉以外の伝え方も使う
自閉症の子どもは、
視覚的な情報に反応しやすい傾向があります。
例えば、
✔ 指さし
✔ 手渡し
✔ 絵カード
✔ 表情
✔ジェスチャー
こうした行動も立派なコミュニケーションです。
ここでのポイントは
→ “言葉が出ていない=伝えられていない”と捉えないこと
です。
② 日常の行動に言葉を添える
特別な時間をつくる必要はありません。
次のように、
行動と短い言葉をセットにするだけでOKです。
例:
「靴はこうね」
「赤いボールね」
「ちょっとお水飲む?」
短く、ゆっくり、優しい声で伝えます。
実際の声かけは、
「短く・ゆっくり・行動に合わせる」
という点が基本になります。
③ 少ない情報から始めると成功しやすい
例えば、色を覚える際は
❌ 多種類を一気に教えない
(混乱しやすい)
⭕ まず「赤と青」の2色だけに絞る
(集中できる)
これがおすすめです。
🌸 認識が安定
🌸 言葉の一致がしやすい
🌸 小さな成功体験が積み上がる
では家庭ではどう進めるのか?というと、
・赤と青の積み木を見せる
・「赤ちょうだい」「青どれ?」と声を添える
・できたら褒める
この3つだけでOKです。
赤と青のように、
“少なく・わかりやすく・成功しやすい設定”にすると、
言葉を育てる遊びもスムーズに進みます。
そこで次に大切になるのは、
それを「短時間で積み重ねること」です。
色を増やすのは、
赤と青が安定してできるようになってからで大丈夫です。
④ 短時間で終わる“ことば遊び”が効果的
1日の目安は たったの10分
長くなくてOKです。
● 2色のボール
● 積み木
● パペット
など、道具は簡単で構いません。
やることは
① 見せる
② 渡す
③ 声を添える
の繰り返し。
⑤ “できた瞬間”に反応してあげる
できたときの小さな反応が大切です。
例えば…
✔ うなずいたら →「うんってできたね」
✔ 手を伸ばしたら →「取れたね」
✔ 声が出たら →「言ってみたね」
言われた瞬間の表情
声の大きさ
実際に、家庭でどんな声かけをするとスムーズか?
という点については、以下で短い例をまとめています。
親子の自然なやり取りや、「できた瞬間」に伝える言葉のトーンなど、
文章では伝わりにくい部分をイメージしやすくなります👇
動画を参考にすることで理解が深まり、
声掛けの流れや言葉の添え方がイメージしやすくなります。
言葉の発達は日ごとの変化が小さいため、
今日できなかったことが、明日ふとできることもあります。
無理をせず、「できた瞬間」だけを丁寧に拾いながら、
親子が安心できる時間を重ねていきましょう🌱
⑥ できない日は休む勇気も大切
挑戦したくない日
気分が乗らない日
疲れている日
これは子どもにも大人にもあります。
そんな日は
❌ 無理にやらせない
❌ 必ず成果を出そうとしない
これが効果的です。
“次にやってもいい”状態を保つことが大切。
まとめ
今日からできる4つのポイントは、
◆ 言語以外のコミュニケーションも◎
◆ 行動+短い言葉のセット
◆ 情報は少なくわかりやすく
◆ 10分だけでも十分
です。
今回紹介した方法は、
家庭の中で無理なく続けることができます。
動画も参考にしながら取り組むと、
声掛けの雰囲気や進め方がよりイメージしやすくなります。
親子で楽しみながら、
小さな一歩を積み重ねていきましょう🌱
自閉症育児と共に学ぶ「ぱぴぷぺ⭐️ぱぺっと」 