自閉症大ちゃん式オリジナル育児法
大ちゃんは握る力(握力)が弱い)
引っ張る力も弱い。
物を垂直に持ち上げる力は強い。
小さな物を指でつかむ、動かすが得意。
ボールを投げると後ろに飛ぶ。
物を落としやすい。
指先や皮膚の感覚が鈍い。
物を受け取る手が反対になる
渡す、受け取るが上手くできない。
冷たい、熱い、痛い、かゆいが認識しづらい
※上記は大ちゃん個人の例です。
大ちゃんが弱い部分を鍛えるために考案した
遊びや運動があります。
自閉症児を育てている方の中にも手の力が
弱い子供さんがいるかもしれません。
ぜひ、子供さんと一緒に遊びながら手と腕の
筋トレをしてみて下さい。
トレーニング効果はありましたか?
鉛筆で文字がしっかりと書けるようになった。
文字がきれいで、筆圧も丁度良いです。
習字が上手くなった。
ハサミを使うことが上手くなった。
ボールを前に投げる事ができるようになった。
遊び方
★準備するもの
・ハンカチかタオル(子供が握りやすいもの)
・子供用のやわらかいカラーボール
(大きさは何でも良いです)
●ハンカチ遊び
① ハンカチの端を子供に持たせます。
② もう片方を自分が持ちます。
③ 「引っ張るよー♪」など、かけ声をかける。
④ かるく引っ張ると子供はハンカチを取られないように
しっかり手で持ちます。この動きを利用。
⑤ 子供も同じように引っ張ることをします。
☺自閉症の特徴を活かしての繰り返し運動です。
※ 自閉症児は同じことをすることが得意です。
遊びに慣れるまでは同じハンカチを使用して下さい。
● カラーボール遊び
① 床か畳の上に座ります。
② カラーボールをコロコロと子供さとりやすい
所に転がす。
③ 子供に「こっちにコロコローだよー」と
声をかけ体で動きを覚えさせてみて下さい。
④ リズム良くコロコロ転がすことが出来たら
次は少し近い距離でボールを投げてキャッチさせる練習。
この時のボールは抱っこできる大きさのボールを使用。
大きいボール~最後は小さいボールに移行していきます。
両手で投げることが上手く出来たら片手添えで投げさせて
ください。
完全に片手で投げることが出来たら、少しボールの
大きさを変えて下さい。
※最終的に手のひらサイズのボールを前に投げることが
できるようになります。